2020年3月6日(金)

飯田橋の風俗資料館に行って来ました。
SMに関する本を集めた会員制図書館で、何年も前から気になっていたのですが、水曜日の閉館後の女性限定「夜の図書館」を訪れてみました。
気になっている人も多い(はず)と思うので、レポートを書いておきます。
中は撮影禁止です。
主な蔵書は、風俗奇譚や奇譚クラブ、SMコレクター、SMマニア、SMキング、SM(サスペンス・ミステリー)マガジン、S&Mスナイパー、スナイパーEVE(全巻揃ってる)といった日本のSM雑誌です。
三和出版の出版物は最新のものまで揃っていたり、DVDなどもかなりの数(パッケージのコピーがファイリングされています)が保管されています。
風俗資料館というネーミングですが、英語表記はAbnormal Museumというだけあって、フェチ系も含めるとSM系関連が8割以上でしょうか。
SMpediaによると平牙人さんというSM雑誌の文筆家や絵師だった方が1984年に設立したそうです。
SM以外には、薔薇族やサブ、アドンなどのゲイ雑誌やレズビアン雑誌Carmilla、QUEENなどの女装雑誌などもありました。あと、女の子にはお馴染みのピーチジョン(下着)のカタログまで。
もちろん、書籍もたくさんあります。幅が広いので、こんなマニアックな内容で本が出版出来たのかと驚ろかされます。
会員さんから寄贈されたと思われる手作りのスクラップブックや小説も多く保管されています。
どれも年季の入った(ほぼ昭和)もので、一見すると普通の記事なのに、見方によればエロく見えるものなど、個人の嗜好を覗き見する感じで興味深かったです。
終活で処分しようと思ったけど、捨てるには忍びないというマニアの想いがひしひしを伝わってきました。
女優さんの写真集が数冊あったのですが、そのラインナップが私の本棚と見事にかぶっていました!笑
石田えりと山咲千里は分かるけど、広田レオナには驚きです。(ちなみに、私はこの手の写真集は4冊しか持ってなくて、残る1冊はインリン・オブ・ジョイトイです)
エリック・スタントンやジョン・ウィリーなど海外の画集などもありましたが、展示の多くは日本国内のものでした。
昔のSM雑誌の原画なども保管されていたり、まさしく日本のSMに関する出版物の資料館です。
活字にあまり興味がない方でも、大御所女王様の若かりし日のお写真など拝見出来るのも魅力です。
2時間では、各本棚を見て回るだけで、内容までは見れなかったので、また改めて訪問しようと思います。
ビジター制度(1日5,500円税別)もあるようなので、気になる方は足を踏み入れてみてください。
もちろんデートコースなどで、お誘い頂けるととても嬉しいです!
bySARA女王様